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研究活動

研究プロジェクト

中国の台頭・変容する国際秩序

計画書

研究代表者
(所属)
青山瑠妙(早稲田大学教授)
研究関係者
(所属)
マイク望月(ジョージワシントン大学), Chun-yi Lee(The University of Nottingham)
研究期間 2018年9月-2020年9月
研究概要

 ここ数十年、中国は改革開放政策を推し進め、市場経済路線を歩み、著しい経済成長を遂げた。そして、ニクソン政権以来、特に中国の改革開放政策が採択されてから、米国や日本など西側先進国は中国に対して関与政策を取り続けてきた。中国が豊かになり、そして既存の国際秩序に中国を取り込めば、いずれ中国は自由で、法的支配を重んじる民主主義国家へと変貌していくという希望があった。
 しかし中国を取り巻く国際環境は大きく変化した。著しい経済成長を背景として、国際社会における中国のプレゼンスは著しく拡大した。習近平政権は「中華民族の偉大な復興」というスローガンを掲げ、西側諸国の政治制度と異なる「社会主義現代化強国」という国家目標を明示した。対外的には「一帯一路構想」を推し進め、AIIBなど中国主導の国際機関を次々と設立し、海洋問題では強硬な姿勢を崩してない。他方、西側先進国もこうした中国に対して関与政策を再検討するようになっている。
 こうした国際情勢の変化を踏まえ、本プロジェクトは「中国の台頭・変容する国際秩序」という研究課題を、日米欧三極の専門家が連携して、以下の三つの側面から解明する。

 1.中国の対外戦略。中国はどのようなビジョンのもとで、どのような対外政策を推し進めているのかを解明する。
 2.日米欧を中心として欧米先進国の対中政策と米中、中国・EU、日中関係。海洋問題、中国の不公正な貿易政策などの問題を中心に、日米欧先進国がどのように対中関与政策を再検討し、対中経済政策と安全保障政策のバランスを維持するのかを解明する。

3.中国と日米欧先進国とのはざまに立たされている他の国々の対中政策。「ミドルパワー」あるいは「スモールパワー」の諸国がどのような対中関係を策定し、どのように「バランス外交」を展開しているのかを解明する。

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Upcoming Events

2018年12月13日開催
Enigmas of the alkenone paleothermometer

3:30p.m.-5:00p.m.

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